2009年2月9日月曜日

スタジアム観戦者調査報告書(2)

スタジアム観戦者調査報告書(1)の続きです。前回のエントリーもお暇があれば読んでみてください。

今日の趣旨は『スタジアム来場者を増やすためにはヘビーユーザーを大切にすべき』というスゴくスゴく当たり前のことです。しかし、スタジアムに限らずあらゆる業種で来客数を増やそうとするとき、どうしても「新規来店客(=エントリーユーザー)」に目が向きがちとなります。現実にファンクラブや年間パスに新規入会特典はあっても、何年会員を継続しても何らかのメリットを設けられてはいません。ここは結構大きな問題だと思っています。

まず、下のグラフを見てください。Jリーグ観客の年間平均来場回数別構成比です。



スタジアム来場者の"44.4%"は年間17試合以上来場しているヘビーユーザーに占められています。これを年間の延べ来場回数にすると"72.3%"はヘビーユーザーとなっています。話を単純化するために一番下のエントリーユーザーの一人あたり貢献度を"1"とすると、ヘビーユーザーは"51"にもなります。ヘビーユーザーを1人育てることは、エントリーユーザーを51人見つけてくることに等しいということになります。
ヘビーユーザーの重要性はわかっていただけたかと思います。



ここでクラブ別の年間平均来場回数を見てみます。来場回数1位2位の浦和、FC東京、最下位の名古屋と比較して見ましょう。


ガンバはJ1平均と比べても2回、浦和と比べると実に7回も低くなっています。
この原因は何なのか探ってみると



問題点は一目瞭然です。重要なはずのヘビーユーザーの構成比が圧倒的に低くなっています。浦和の半分にも達していません。
現状のガンバ大阪が来場者数を増やすには、まずは新規客をかき集めるよりも、現状の顧客をヘビーユーザーに育てることが近道であろうことがわかってきました。

マーケティング的にも"顧客獲得コスト"は"顧客維持コスト"の6倍かかるといわれています。新しいお客様一人を招くコストは今のお客様にあと一回来てもらう6倍の費用が必要だということです。

課題が明確になったところで、またまた次回に続いてしまいます。

2009年2月7日土曜日

アウェイチケット発売日チェック

2009年のリーグカレンダーが発表されました
今年は久々に最終戦をホームで迎えることができますね
その時まで優勝争いをしてることを信じています

初戦の千葉アウェイのチケットを押さえようと
千葉オフィシャルを見てみたらもう発売間近なんですね
ついでなんでアウェイ全チーム調査してみました
発売日順にソートしてあります




これは京都サンガ戦は要注意ですね。発売日が第1節の分よりも早いとは。

それから神戸のチケット価格。集客の見込めそうな4チーム(ガンバ・レッズ・FC東京・マリノス)との試合は通常よりも全席1000円高くなっています。ゴール裏で通常2000円が3000円に。値上げ率150%って… よっぽどツネとるのに金積んだんやなwww

まぁがんばってチケット押さえましょう!

2009年2月6日金曜日

ACL ガンバ大阪栄光の奇跡 DVD

ACLのDVDが来た!
いやぁ燃えるわ!何度見てもええわぁ
このDVDだけでご飯何杯でもいけるなw

・ACL初戦のDFライン「ミネイロ-山口-水本-佐々木」ってww
 その時は疑問に思わんかったけど、今思うとカオスww
・最初のほうは中盤ダイアモンドとか3バックとか西野監督も苦労してたんやな。10歳以上は老けたように見えた。
・ガヤのインタビューがすごい新鮮。こんな声してたんや。
・アウェイ全南戦見てると、脳内で松木の声が聞こえてくる。「バンドがいいバウンドって」「サッカーは嘘つかない」(笑)
・ハッシーのインタビューはブログモードじゃなくインテリモードでわかりやすい
・フタが普通に話している、何か物足りない…
・ヤマちゃんええ奴やな。謙虚過ぎる。
・バレー下手っくそやなぁ でも頼りになる奴やったなぁ
・なんやかんや言うても浦和が一番強かったな
・コーンフレーク晒されまくり
・どうしてもオージーが強豪だと思えなくなってる。代表は違うんだろうけど。

ガンバサポにはマストアイテムやね
おまけ映像も想像以上にええ感じやで

2009年2月5日木曜日

日本代表橋本英郎

(試合中のプレーは)どちらかというと“休憩”を作るような感じ。守備から攻撃へ移るとき、あるいはその逆で、あまりにも時間が短いと息が上がってしまうので。ベンチはもっとスピードを要求していたけど。
 橋本英郎 フィンランド戦後のインタビュー 


ハッシーはすごくいい選手だ。ガンバユースだし、私の大学の後輩だし、昨年の参戦ユニも"27番"だった。でも、何でもできるが、特別な選手というイメージではなかった。友人にどんな選手って聞かれても、説明が難しい選手だった。
しかし、2008年の61試合の中でハッシーは"Super"ではないが"Excellent"なプレーヤーに確実に進化したと思う。

その進化の理由はサッカーの中に「信じるもの」ができたのではないか。それを上記のフィンランド戦のインタビューで確信した。ここでの信じるモノとは
『己の信じる目標とそれを達成するための手段と心中してもいい覚悟』
ということである。
昨日のエントリーに書いたが、ヤットの中には「サッカーに対する確信」が子供のころからあったのだと思う。だからあのマインドとモチベーションのコントロールができるわけだ。加地さんもフィジカルという信仰があるから、あそこまで体を作り、試合で走り続けることができるのだと思う。

ACL準決2ndレグの3点目のラストパス、マンU戦の得点、天皇杯、そして昨日の試合。
黒子という枠を飛び出して、味方の居て欲しい所にいる、敵の居て欲しくない所にいる。2手3手先を読む。
なんというか最強の"ツッコミ",究極の"リアクション芸人"のように生きる道を見つけ、その先読み能力に確信を得たのではないか。だから自分のヨミを信じて、ポジションを空けてゴール前に突っ込めるようになったのだろう。そしてそのランの結果は大きなチャンスに結びついている。そのバランス感覚は某DFの無茶な上りとは根本から異質なものだ。まぁシュート精度は相変わらずなわけだが…

今年はハッシーの躍動でガンバの超攻撃を貫徹させてほしい。ハッシーの大活躍を期待している。


だけどユニは5番山口で予約してしまったんだ…すまぬ。

2009年2月4日水曜日

『自然体』 ガンバサポなら飯抜いてでも買え!

アマゾンからやっとヤットの書いた本「自然体」が届いた。
ちょうど昼時だったこともあり、一気に読みきってしまった。
結論から言うと今すぐこのブログを読むのを止めて本屋に走るべきである。
ガンバ好きサッカー好きにとってこれを読まずに何を読むというのか。
では未読の人もいるので内容に関してはできるだけネタばれしないように感想を。

書評を見るとテクニック論や戦術論がメインの本かなと思っていたが、メンタル重視の本で驚いた。いや、少し前ならヤットは飄々と「俺は俺だから」って感じのクール選手だと勝手に思っていたのでもっと驚いていただろう。しかし、最近のインタビューなどを読むとすごく”熱い”プロフェッショナルな選手であることが漏れ伝わってきていたので意外ではないのか。

ヤットの生い立ちから、今の代表・ガンバ、そして将来の展望まで含めて、プロフェッショナルである遠藤は「何を考えて」動いているのかを中心に記述されている。「何をしたか」は外から見てればだいたいわかるが、その行動の理由やマインドは本人が語ってくれなければわからない。このヤットのマインドマネジメントはサッカーをやる人だけでなくビジネス書としても非常にためになる本だと思う。

また、ところどころ毒を吐いているのも面白い。単に貶しているのではなく、サッカーに対しての熱い思いから来ていると感じられるので、例えガンバのことでも不快とはとても思えない。

最後にネタばれしないと書いたが非常に感銘を受けた一文だけ引用させてもらいたい。
 『サッカー観が変わることを恐れてはならない』
やっぱり"俺たちの"ヤットはすげぇな!

2009年2月3日火曜日

[作ってみた]ガンバ大阪メーカー

ちょっと前に流行った○○メーカーを作ってみた

その名も”ガンバ大阪メーカー”だ!

名前と生年月日を入力すると、あなたがガンバの選手の誰に似ているかを判定してくれるよ。





※もちろんお遊びなので本気にならないように!!

2009年2月2日月曜日

スタジアム観戦者調査報告書(1)

"2008 J リーグスタジアム観戦者調査報告書"が公表されていることに先ほど気付きました。
私はこんな資料が大好物なんですよ。ちょっと読み込んでみたい資料です。
今日のところは簡単に年齢の観点から見てみたいと思います。

その前に以下の記事を

[中日スポーツ]Jファン高齢化 40代以上4割超
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/soccer/news/CK2009012902000123.html
[スポニチ]若年ファン減少…Jリーグ観戦者の平均年齢上昇
http://www.sponichi.co.jp/soccer/flash/KFullFlash20090128073.html


調査の数字を素直に読み込めば平均年齢が上昇し、若いファンの構成比が減少していることは否定できません。しかし、年齢の上昇を無条件に否定的に捉え、扇情的に書き立てるのはミスリードだと思いますね(※)。だいたい30代40代が増えたことを"高齢化"とか言うなよ!!
なので、このような統計は現状を嘆くためではなく、どこにチャンスがあるかを冷静に見極めるのが重要ということです。そしてターゲットを絞り、そこへの最適なアプローチ方法を見つけ出す。それだけです。

まず、平均年齢から見ると
 Jリーグ平均 37.4歳
 ガンバ大阪 36.5歳
リーグ平均とあんまり変わらないですね。平均年齢の最高が札幌の44歳というのはちょっと異常値だとおもうので理由を知りたいところです。
この年齢というのはたぶん子供の頃にJリーグができて、そのままファンになった層が多いのでしょう。小さい子供を抱えている家庭をもっている年代です。熱心なファンに小さい子供がいる。素晴らしいチャンスですね。子供の頃から見ているもの、接触頻度の高いものには単純に愛着が湧きやすいものです。また子供の頃からの使用体験はその後の購買に大きく影響を与えることもわかっています。
クラブとしては単純に子供を集めようとするのではなく、まずは今いるサポーターがお父さんやお母さんになって、その子供を連れて来たくなるスタジアムを目指すべきでしょうね。親子代々がガンバサポーターっていう人が増えてきたら最高じゃないですか!


次に年代別の構成比を見てみます。
【1.リーグ平均との比較】


【2.ホームタウン人口との比較】



ガンバの集客の弱点=チャンスはずばり”50歳以上”ですね。リーグ平均の60%程度、周辺人口の構成比からみると1/4しか獲れていません。特に定年退職された方はお金も時間もある人の割合が高いわけなので大きなマーケットチャンスです。ここを集中的に狙うべきではないかと。
ただ、ウチの親父も70歳のガンバサポなんですがスタジアムに行くのは好きだが、疲れるって言ってますね。席を探すために歩き回って、急な階段を登ったり下ったり、食べ物も濃いものばかりだと。SS席に毎回行くほどお大尽でもないし。なんらかの施策が望まれます。

まとめると
・サポの子供を狙え!
・高齢者(本当の)を狙え!
ってことですね。このネタ、次回に続きます…




※しかし、ナゼこのような論調になるかはよくわかるんですよ。一部の受益者(マス○ミ等)はいままでずっとF1層(女性20-34歳)をターゲットにすることこそ至高の戦略と言い続けてきた訳ですから。この層は熱しやすく覚めやすく、非常に目立つ存在なわけです。この層に向かって広告ガンガン打って、新商品大量投入して、新サービスを常に開発していないと「あなたの会社・商品は時代遅れになりますよ!もう死へのカウントダウン始まってますよ!!」って脅してすかして商売を成り立たせてたわけです。まぁ、みんなそのマッチポンプに気付いてしまって、その黄金の方程式はもう死にかかってるわけですが。