2009年2月2日月曜日

スタジアム観戦者調査報告書(1)

"2008 J リーグスタジアム観戦者調査報告書"が公表されていることに先ほど気付きました。
私はこんな資料が大好物なんですよ。ちょっと読み込んでみたい資料です。
今日のところは簡単に年齢の観点から見てみたいと思います。

その前に以下の記事を

[中日スポーツ]Jファン高齢化 40代以上4割超
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/soccer/news/CK2009012902000123.html
[スポニチ]若年ファン減少…Jリーグ観戦者の平均年齢上昇
http://www.sponichi.co.jp/soccer/flash/KFullFlash20090128073.html


調査の数字を素直に読み込めば平均年齢が上昇し、若いファンの構成比が減少していることは否定できません。しかし、年齢の上昇を無条件に否定的に捉え、扇情的に書き立てるのはミスリードだと思いますね(※)。だいたい30代40代が増えたことを"高齢化"とか言うなよ!!
なので、このような統計は現状を嘆くためではなく、どこにチャンスがあるかを冷静に見極めるのが重要ということです。そしてターゲットを絞り、そこへの最適なアプローチ方法を見つけ出す。それだけです。

まず、平均年齢から見ると
 Jリーグ平均 37.4歳
 ガンバ大阪 36.5歳
リーグ平均とあんまり変わらないですね。平均年齢の最高が札幌の44歳というのはちょっと異常値だとおもうので理由を知りたいところです。
この年齢というのはたぶん子供の頃にJリーグができて、そのままファンになった層が多いのでしょう。小さい子供を抱えている家庭をもっている年代です。熱心なファンに小さい子供がいる。素晴らしいチャンスですね。子供の頃から見ているもの、接触頻度の高いものには単純に愛着が湧きやすいものです。また子供の頃からの使用体験はその後の購買に大きく影響を与えることもわかっています。
クラブとしては単純に子供を集めようとするのではなく、まずは今いるサポーターがお父さんやお母さんになって、その子供を連れて来たくなるスタジアムを目指すべきでしょうね。親子代々がガンバサポーターっていう人が増えてきたら最高じゃないですか!


次に年代別の構成比を見てみます。
【1.リーグ平均との比較】


【2.ホームタウン人口との比較】



ガンバの集客の弱点=チャンスはずばり”50歳以上”ですね。リーグ平均の60%程度、周辺人口の構成比からみると1/4しか獲れていません。特に定年退職された方はお金も時間もある人の割合が高いわけなので大きなマーケットチャンスです。ここを集中的に狙うべきではないかと。
ただ、ウチの親父も70歳のガンバサポなんですがスタジアムに行くのは好きだが、疲れるって言ってますね。席を探すために歩き回って、急な階段を登ったり下ったり、食べ物も濃いものばかりだと。SS席に毎回行くほどお大尽でもないし。なんらかの施策が望まれます。

まとめると
・サポの子供を狙え!
・高齢者(本当の)を狙え!
ってことですね。このネタ、次回に続きます…




※しかし、ナゼこのような論調になるかはよくわかるんですよ。一部の受益者(マス○ミ等)はいままでずっとF1層(女性20-34歳)をターゲットにすることこそ至高の戦略と言い続けてきた訳ですから。この層は熱しやすく覚めやすく、非常に目立つ存在なわけです。この層に向かって広告ガンガン打って、新商品大量投入して、新サービスを常に開発していないと「あなたの会社・商品は時代遅れになりますよ!もう死へのカウントダウン始まってますよ!!」って脅してすかして商売を成り立たせてたわけです。まぁ、みんなそのマッチポンプに気付いてしまって、その黄金の方程式はもう死にかかってるわけですが。

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