2009年2月27日金曜日

さぁ楽しいガンバの時間だ!

『さぁ楽しいガンバの時間だ!』
いよいよ明日は富士ゼロックススーパーカップですね。2006年はレッズ相手に涙をのみ、2007年はレッズに今までの恨みを叩き返す快勝でした。昨年は傍観者でしたが家本無双で試合台無しだったですよね。
さてさて今年はどんな試合になるのでしょうか?

開幕前、1月中は天皇杯優勝→大型補強と追い風にワクワクし続けてましたが、
2月に入ると一転して
 チョジェジン:股関節とヒザ故障
 レアンドロ:アキレス腱
 加地さん:打撲
 佐々木:ケガ?
 山崎:ふくらはぎ痛
 二川:リハビリ継続
と主力が離脱し続けております。プレシーズンマッチでは勝敗はともかく、守れないし点も取れない状況。なかなかに向かい風になってますね。
順調すぎても怖いので、これくらいの方がいいですよね?ね?

というわけで明日の予想スタメンはフェルマーの最終定理並みに難しいものとなっています。
最も大きい不確定要素は「加地さんは出れるのか?」っていうことです。
西野監督の言う「臨機応変にやる/選手ありきで選手にフォーメーションをあてはめる」って、今のガンバでは最終的には加地さんがいるか/いないかに還元されてしまうんですよね。
その次に「後ろは4枚なの3枚なの?」ってことです。ブラジル的というか西野式のサイドバックは自軍ゴールラインから敵ゴールラインまでぜーんぶ主戦場、一人で3役頑張れシステムなので簡単には替えが効かないのが痛いです。
というわけで諸々の条件をあてはめてみるとこんな予想フォーメーションになりました!

ガンバ大阪 (2009富士ゼロックススーパーカップ)
ルーカス山崎
 遠藤 
ミチ佐々木
明神橋本
高木中澤
 山口 
 藤ヶ谷 



・加地さんの復帰は近そうなので、あえてSBの替えを見つけるのではなく3バックを試しておく。
・鹿島は本山-青木のダブルボランチが濃厚みたいなので、守備に若干の不安がある。そこを突くため中盤を厚くする。
・山さんとささやんの状態は万全じゃなさそうなので、できるとこまでやってバンと寺田に交代。
・前線の迫力不足を前への意識が高まったヤットのトップ下で補う。
・サイドは正直イバとウッチーにやられまくると思うけど、ナカザーと高木に試練だと思って跳ね返し続けてもらう。
・藤ヶ谷にはCWC以降の確変が続いていることを祈る。

どうですかね?勝てますかね?

そして試合結果の予想は…驚くべき予想が見出されたが、それを書くにはブログの余白が狭すぎるww

では明日国立でお会いしましょう!

2009年2月24日火曜日

[食べる]ホルモン丼@築地

今日は朝から築地場外に行ってみた
家から近いし隙があれば行きたくなるのだ
別にマグロの競りを見に行くわけではないw

私が築地で大好きなのは新大橋通り沿いにある
きつねや』さんである。私が声を大にして言うまでもなく超有名店だ。
カウンターor路上立ち食いの店が立ち並ぶ、非常に胸騒ぎがする一角にちょこんとあるお店。周りからはそばやラーメンの美味そうな香りも漂ってくる。



しかし、目指すは「ホルモン丼」800円!
濃厚な八丁味噌でよーく煮込まれた牛のモツをたっぷりと丼飯にぶっかけた逸品である。
見た目も味もキングオブB級グルメの名に相応しいものだ。



プルプルのテッチャンでご飯を掻きこむのはかなり幸せな気分。スープもたっぷりで、吉牛つゆだく派には嬉しい限り。「美味しい」というより「うめぇー」って感じだ。わかるかな?
働くおっちゃん用に肉もご飯もたっぷり、味も濃厚なんで小食の人は厳しいかも。女性は別盛りにしたほうがいいかもね。

しかし、東京に住んでて寂しいのはモツやホルモンの種類が少ないし、あんまりメニューにも無いこと。焼肉屋でも下手したら「ホルモン」ってまとめられてるしね。牛肉は白いトコが美味いのにといつでも思う…


この店は早朝7時から開いてるので朝食にもOK。私はこの後軽い胸焼けしつつ得意先に向かいました。昼飯もパスでしたww

うさぎや
東京都中央区築地4-9-12
営業時間: 7:00-13:30
定休日: 日祝・休市日

2009年2月23日月曜日

まだ始まってもいねーよ。

      ,' /
     i .l
.    | 、
    、.\ ヽ
      、 \ . ヽ ._
         丶.   ‐  _
           ` ‐ _  (´・ω,(´・ω・)
                  (ー(,, O┬O
                   ())'J_))
    「俺たち終わっちゃったのかなぁ」
    「まだ始まってもいねーよ」



昨日は久々のダービーも見れず悶々としていましたが、見ても悶々としてたようですね。
報道とか他の皆さんのブログを拝見してると、いつものダメなときのガンバが目に浮かんできましたよ。まぁケガ多いし、疲れたまってるしということにしときましょう。
開幕まで2週間あるんだからケガ治療もチーム調整もやり放題っすよ。OKOK

しかし、あれですね。地上波でも、スカパーでもネットでもやってない試合というのは久々でしたよね。この情報氾濫社会なのに。でもちょっと前まではこんなの当たり前でした。夜のスポーツニュースでやってくれるまでガマン、しかも結果だけ5秒とか・・・。今はネットを駆使すれば地球の裏側のマイナーな試合まで見ることができるんだからサッカー好きにはいい時代になったもんですよね。


追伸 週末にガンバが日本一のクラブになれるようにFuji-Yamaに願をかけておきました。ちなみに富士ゼロックススーパーカップにもかかっております。

[撮影地:箱根ターンパイク]

2009年2月20日金曜日

ガンバ系ブロガーが選ぶ2008年ガンバ大阪MVP

AOQLO PEOPLEさんの企画に乗っかる第2弾です。

私の考えるガンバ大阪2008年のMVPは、
山口智選手です!!

理由1>パンパシ記者会見でベッカム&フリットに本気でガン飛ばしてる姿に代表される熱い責任感とプライド。クレバーな選手から闘将なイメージに変わりましたね。




理由2>年間10得点という驚異的決定力。センターバックで、フィジカルにもさほど恵まれているわけではないのに二桁得点!しかもキレイな直立不動ジャンプから繰り出されるヘッドは芸術品ですよね。




理由3>公式戦61試合中59試合に先発という鉄人ぶり。そして最高のプレーをコンスタントにできる抜群の安定感。無事是名馬といいますが、それを体現しておられます。

2009年もよろしくお願いします、俺たちのキャプテン!!




でもMVPを選ぶのは相当悩みますよね。たぶん貢献度を絶対値で図ればヤットになると思うのですよ。またシーズン前との期待値との差をみると中澤になるかな。長い目で見れば今のガンバを作ったのはやっぱり西野さんやし、難しい…
2009年は新スタジアム建設が確定した功績で「金森社長」ってなることを期待しますw

2009年2月19日木曜日

ヨハネスブルグ状態

G大阪の新2トップ 開幕ピンチ…
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2009/02/17/05.html
G大阪負傷者続出…今度は加地が打撲
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2009/02/18/08.html


なんかガンバにケガ人が続出しているみたいですね。
フタもまだリハビリ中で開幕戦はビミョーみたいだし。

なんか今の状況をみてヨハネスブルグのガイドラインを思い出したよ。


寿命を縮めたいサポにお薦めの危険なクラブ・ガンバ大阪

・代表級のFW2人加入なら大丈夫だろうと思っていたら同じような連続負傷に襲われた
・ゴール目の前のピッチ上で加地さんがヒザを打撲して倒れていた
・やっと得点をとったと思って、レポートを読んだらミッキーが得点していた
・豪華補強したFWが相次いで離脱する、でもなぜかDFの朴が得点している
・練習試合で形にならず、J1にも「J2」にも全部敗戦した
・グアムから綾町までの3週間の間に複数の怪我人に襲われた。
・中盤の3/4が長期離脱経験者。しかも替えが聞かない選手が多いことから「ベテランほど危ない」
・「そんなに失点するわけがない」といって出て行ったDFがセットプレーで簡単に失点していた
・「ポゼッションしてれば、そんなに攻められるわけない」と両手ブラリで出て行ったSBが裏を簡単にとられていた
・相手ゴールから半径20mは決定機になる確率が150%。一度シュートして、すぐちくんヘッドになる可能性が50%。
・練習試合における得点は5点、うちDFが3点。


冗談で書き始めたら、本気で心配になってきてしまった…
早く俺の不安を吹き飛ばしてくれ、レアンドロ&JJ!!!

2009年2月16日月曜日

ガンバ系ブロガーが選ぶ2008年ガンバ大阪ベストマッチ

AOQLO PEOPLEさんの企画に初参加させてもらいます
詳細はココへ!
お題:ガンバ系ブロガーが選ぶ2008年ガンバ大阪ベストマッチ

これはお題を見てすぐ決まりました。
私的2008年ベストマッチは

9月28日 第27節東京ヴェルディvsガンバ大阪@味スタ

です!!

選定理由:
90分間心の底から楽しかったってことが一番ですね。
あんなに笑った試合は初めてだったですよ。
 ・ヤットとMJの左右のポストに当ててのファインゴール
 ・ささやんのビューティフルミドル
 ・ミネイロ出現、なぜか最前線特攻
どれもこれも楽しすぎでした。
夏場から苦しい試合も続いてたので余計にテンション上がってたんだろうな。
あぁ俺の見たかったガンバが帰ってきたって感じでした。

でも真の理由はプレッシャーや不安感が無かったからたでしょうね。
他の強烈に印象に残っている試合はやっぱ年末に固まっちゃうけど、どの試合も不安や雑念入りまくりで勝った後の安心感と脱力感の方が大きかったな。

ACL準決勝浦和2戦目 …勝った後は死ぬほど快感だったが、ライバルに絶対負けたくなかった
ACL決勝ホーム …日本には無いレベルだったらどうしようと不安感いっぱい
ACL決勝アウェイ …勝てて当たり前が勝てないのがサッカーと逆プレッシャー
CWC vs赤い悪魔 …虐殺されて手も足も出なかったらどうしよう
天皇杯各試合 …もうお前らは十分がんばった。楽にしてやってくれ

粘り勝ちもいいけど、やっぱりガンバは楽しく美しい粉砕サッカーをやってほしいと願う次第であります。早くシーズンイン来い!!

2009年2月15日日曜日

ACLとCWCの違い

[ACL決勝戦の場合]



[CWC決勝戦の場合]




表彰式の時の花吹雪です。
やっぱりFIFAは金持ってるなって感じっすねw
今年は両方ガンバが浴びているところ見たいものです。

2009年2月13日金曜日

橋下無双くる?

エキスポ跡地のスタジアム計画に橋下知事が協力
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090213-OHT1T00226.htm(読売新聞)
「大阪府吹田市の阪口善雄市長は13日、大阪府庁で橋下徹知事と会談し、同市内の閉園が決まった遊園地「エキスポランド」跡地や万博記念公園にJリーグガンバ大阪の新スタジアムを建設する計画への協力を要請した。」


いいね、いいね。地元の自治体が協力してくれて、地盤を固めていくのは。どんどん既成事実化していきましょう。推進力のある橋下知事が味方についてくれるのは心強い。

すこし気がかりなのは万博機構の扱いがいまはまだデリケートな問題だということなんだよな。詳しいことは財務省のだした「独立行政法人整理合理化計画とこれまでの議論」を読んで見てほしい。
簡単に言うと、万博機構には国と府が共同出資している。そしてその独立行政法人を解消するにあたって、国と府が押し付けあってる状態なのである。引き取ったほうは相手の出資分を買い取らなければならないし、その後の利益を見込めるわけではないからだ。だれも貧乏くじは引きたくないというわけである。実際に上記文書の中でも以下のように述べられている。

万博機構を廃止し、国及び大阪府へ事業の移管をすることについては、
① 国への移管は、国において大阪府の出資分の取得費、公園の整備運営に伴う新たな財政出が必要等の問題があること、
② 大阪府への移管は、大阪府において国の出資分取得費、公園の整備運営に伴う財政支出が必要等の問題があること、
から、困難であると考えられる。
--
ナショナル・メモリアルとして、現状の独立行政法人による運営が最も相応しいものであり、ここで敢えて経営形態を変更する必要性も理由もない。したがって、大阪府としては、いかなる条件が付されようとも移管に応じることはできない。


双方とも結構強硬な態度みたいだな。まぁ好条件を引き出すためのブラフの部分もあるんだろうが。この辺の問題が解決してくれれば、一気に道が開けると思うのだが。
まぁ当事者の府知事協力すると言ってるんだから。がんばれ橋下!

2009年2月12日木曜日

スタジアム観戦者調査報告書(3)

スタジアム観戦者調査報告書(1)
スタジアム観戦者調査報告書(2)

前2回で
・比較的年齢層の高いユーザーも狙うべき
・ヘビーユーザーの育成が必要
だという課題がでてきました。

簡単には達成できそうにも無い達成目標と思えます。
では逆に考えて見ましょう。なぜある程度ガンバが好きで、年数回はスタジアムに行くのに、ヘビーユーザーにはならないのでしょうか?ざっと挙げてみると

【ケース1】"本当に"忙しく時間が取れない
【ケース2】お金が全然無い
【ケース3】遠方に住んでいる、働いている
【ケース4】チケットが取れない
【ケース5】なんとなくめんどくさい

ケース1~4は仕方ないって言ったら仕方ない事情です。物理的制限は越えられないし、人生賭けろっていうのは酷ですしね。

でも実は一番多いのは5の「めんどくさい」だと思うのですよ。チケットの発売日調べて、往復の電車の時間調べて、雨降ったり暑かったりする中をスタジアムまで行く労力を考えて、「まぁいいか」ってなってることが多いんじゃないかなってことです。
もちろん正論を言えばその労力(=めんどくささ)を上回る魅力がゲームやスタジアムにあるべきです。しかし、今のガンバのサッカーは十分魅力的だし、逆に万博競技場にあれ以上の魅力を持たせるのははっきり言って無理です。
 
では、できることはなんでしょうか?
前回同様にヘビーユーザーの多いチームの実情を見てみましょう。
いくつかの指標を比較してみると「同伴者」の項目が大きく相違しています。




・5人以上で来場
・友人と来場
の比率とても少なくなっています。ガンバは一人客が多いとの記事もありましたね。
まぁ私もその一人であることがおおいわけですが。
さらに行動としても自分以外の人ををスタジアムに誘ったり、誘われたりする人がめちゃ少ないです。



やはり一人や家族では簡単に行かないという選択肢が選べますよね。特に負け試合の後一人で帰宅する憂鬱さを考えると行くのをしり込みしてしまうことも… 昨年の最終戦新潟アウェイでは日本海に飛び込みたくなりました…

逆に友人とであれば、スタジアムで友人と会えるのも付加価値になりますし、チケットや席取りだって分担できます。
しかし単純に自分の周りの友人を誘って来いというのは現実的ではないですよね。現状スタジアムに来ているサポーター同士を小コミュニティ化してしまうことのほうが容易だと思います。コミュニティを使ったマーケティングが非常に有効なのはSNSやちょっと前の生協、良くない事例ではMLM(アムウェイとかニュースキンとか)で明らかですしね。

コミュニティ化の方法はそれこそSNSや公認コミュニティ化、小地域での会合を開くなどいろいろあるとは思いますが、長くなるのでまたの機会に書きたいと思います。

2009年2月11日水曜日

W杯予選オーストラリア戦(Home)

当たり前やけど、豪代表はアデレードやメルボルンとは全然違うなw
トラップのでかさやマークの甘さが全然見え無かったし、ちゃんと人じゃなくスペースを使っていたな。まぁ、あんまし攻める気無かったみたいやけど。

日本のほうは良くも悪くも日本代表のスタイルだった。
あせることなく焦れることなく自分たちのサッカーできるのは素晴らしい。
アタッキングサードまではシンプルに、ペナルティエリア内は細かくつないで…
って、逆ちゃうんかい!!!

せっかく、ヤットとベーハセ、シュンスケとか入れてんだからアイデアで崩して、FWにあと一枚のはずせばチャンスくらいボール供給せんかいな。あんだけ高さ対策とか言っといて、ウッチー&長友のクロスばかりやないか。でかい方の田中さんはまだ人数いないのに山なりフィードで中盤飛ばし大好きだしな。
いや、それはそれで戦略としてとるのはいいけど、そうやったら人選違うやろと思うよな。
玉田も田中達也をいい仕事してたけど、少ない人数の中でクロスに合わせるタイプ違うし、ボランチも今野とかMJとかボール狩れるタイプ選ぶべきちゃうんかな。今日は長谷部がなんか可哀想やった。使われどころなく中盤で漂ってたし。

いろいろ文句は書いたものの、相手チームのチャンスは僅かで、こちらのチャンスはいくつもあったわけで、かなりいい試合ではあった。長友と松井のコンビネーションが改善されたら、もっといい感じなりそう。ささやん&加地さんみたいなコンビプレーを期待したい。でも、そう考えると左サイドを一人でできるミチはなかなかスゴイ選手やな。守備はあれやけどw

まぁ勝ち点1取れたし、誰もケガしなかったし良かった良かったということで。おしまい。

2009年2月10日火曜日

さよならエキスポランド

[朝日新聞]エキスポランド閉園へ 再建断念、コースター事故響く
http://www.asahi.com/national/update/0209/OSK200902090106.html


まずはエキスポランドの事故で亡くなられた被害者のご冥福をお祈りいたします。ご遺族の方々には心から哀悼の意を表したいと思います。


エキスポランド倒産の件については非常に複雑な感情がある。あのような杜撰な管理体制がまかり通っていたという怒りの部分。ガンバサポとしてやはりスタジアム候補地としての期待。そして一番大きいのが子供の頃からの思い出がある場所が無くなる寂しさである。

私は社会人になるまではずっとエキスポランドの徒歩圏内に住んでいた。学校の体育の授業やクラブ活動ではよく外周道路を走ったものだ。社会人になってからも実家に帰る時は太陽の塔や観覧車が見えたら、あぁ地元だなぁと思えたものだ。
そういえばあの観覧車が出来た時はすごくワクワクして待ち遠しかったことを今でも覚えている。日本一だか東洋一だかのめちゃめちゃでっかいものが目の前でどんどん出来上がっていってたのだ。初日に友達と早朝から並んで乗りに行ったなぁ。Wikiで調べたらつくば万博からの移設で25年近く前なんだな。おっさんになるわけや。また行きたいとは思えないけど、いざ無くなると決定すると寂しいものだ。

ただ、再建断念という不幸を喜ぶようで非常に恐縮なのだが、スタジアムの候補地として大きく前進したという期待感も正直ある。北摂地域でスタジアムが作れるくらいまとまった土地というのは他にはもう無いのではないか?しかも交通アクセスや駐車場も優秀。さらに住宅地からは離れており環境面も申し分ない。あとは政府がどのような方針でいるかだけときている。

アンビバレントな気分ではあるが、私としてはエキスポの地に新スタジアムができ、みんなの新しい思い出の場所となるように切に願うばかりである。

2009年2月9日月曜日

スタジアム観戦者調査報告書(2)

スタジアム観戦者調査報告書(1)の続きです。前回のエントリーもお暇があれば読んでみてください。

今日の趣旨は『スタジアム来場者を増やすためにはヘビーユーザーを大切にすべき』というスゴくスゴく当たり前のことです。しかし、スタジアムに限らずあらゆる業種で来客数を増やそうとするとき、どうしても「新規来店客(=エントリーユーザー)」に目が向きがちとなります。現実にファンクラブや年間パスに新規入会特典はあっても、何年会員を継続しても何らかのメリットを設けられてはいません。ここは結構大きな問題だと思っています。

まず、下のグラフを見てください。Jリーグ観客の年間平均来場回数別構成比です。



スタジアム来場者の"44.4%"は年間17試合以上来場しているヘビーユーザーに占められています。これを年間の延べ来場回数にすると"72.3%"はヘビーユーザーとなっています。話を単純化するために一番下のエントリーユーザーの一人あたり貢献度を""とすると、ヘビーユーザーは"51"にもなります。ヘビーユーザーを1人育てることは、エントリーユーザーを51人見つけてくることに等しいということになります。
ヘビーユーザーの重要性はわかっていただけたかと思います。



ここでクラブ別の年間平均来場回数を見てみます。来場回数1位2位の浦和、FC東京、最下位の名古屋と比較して見ましょう。


ガンバはJ1平均と比べても2回、浦和と比べると実に7回も低くなっています。
この原因は何なのか探ってみると



問題点は一目瞭然です。重要なはずのヘビーユーザーの構成比が圧倒的に低くなっています。浦和の半分にも達していません。
現状のガンバ大阪が来場者数を増やすには、まずは新規客をかき集めるよりも、現状の顧客をヘビーユーザーに育てることが近道であろうことがわかってきました。

マーケティング的にも"顧客獲得コスト"は"顧客維持コスト"の6倍かかるといわれています。新しいお客様一人を招くコストは今のお客様にあと一回来てもらう6倍の費用が必要だということです。

課題が明確になったところで、またまた次回に続いてしまいます。

2009年2月7日土曜日

アウェイチケット発売日チェック

2009年のリーグカレンダーが発表されました
今年は久々に最終戦をホームで迎えることができますね
その時まで優勝争いをしてることを信じています

初戦の千葉アウェイのチケットを押さえようと
千葉オフィシャルを見てみたらもう発売間近なんですね
ついでなんでアウェイ全チーム調査してみました
発売日順にソートしてあります




これは京都サンガ戦は要注意ですね。発売日が第1節の分よりも早いとは。

それから神戸のチケット価格。集客の見込めそうな4チーム(ガンバ・レッズ・FC東京・マリノス)との試合は通常よりも全席1000円高くなっています。ゴール裏で通常2000円が3000円に。値上げ率150%って… よっぽどツネとるのに金積んだんやなwww

まぁがんばってチケット押さえましょう!

2009年2月6日金曜日

ACL ガンバ大阪栄光の奇跡 DVD

ACLのDVDが来た!
いやぁ燃えるわ!何度見てもええわぁ
このDVDだけでご飯何杯でもいけるなw

・ACL初戦のDFライン「ミネイロ-山口-水本-佐々木」ってww
 その時は疑問に思わんかったけど、今思うとカオスww
・最初のほうは中盤ダイアモンドとか3バックとか西野監督も苦労してたんやな。10歳以上は老けたように見えた。
・ガヤのインタビューがすごい新鮮。こんな声してたんや。
・アウェイ全南戦見てると、脳内で松木の声が聞こえてくる。「バンドがいいバウンドって」「サッカーは嘘つかない」(笑)
・ハッシーのインタビューはブログモードじゃなくインテリモードでわかりやすい
・フタが普通に話している、何か物足りない…
・ヤマちゃんええ奴やな。謙虚過ぎる。
・バレー下手っくそやなぁ でも頼りになる奴やったなぁ
・なんやかんや言うても浦和が一番強かったな
・コーンフレーク晒されまくり
・どうしてもオージーが強豪だと思えなくなってる。代表は違うんだろうけど。

ガンバサポにはマストアイテムやね
おまけ映像も想像以上にええ感じやで

2009年2月5日木曜日

日本代表橋本英郎

(試合中のプレーは)どちらかというと“休憩”を作るような感じ。守備から攻撃へ移るとき、あるいはその逆で、あまりにも時間が短いと息が上がってしまうので。ベンチはもっとスピードを要求していたけど。
 橋本英郎 フィンランド戦後のインタビュー 


ハッシーはすごくいい選手だ。ガンバユースだし、私の大学の後輩だし、昨年の参戦ユニも"27番"だった。でも、何でもできるが、特別な選手というイメージではなかった。友人にどんな選手って聞かれても、説明が難しい選手だった。
しかし、2008年の61試合の中でハッシーは"Super"ではないが"Excellent"なプレーヤーに確実に進化したと思う。

その進化の理由はサッカーの中に「信じるもの」ができたのではないか。それを上記のフィンランド戦のインタビューで確信した。ここでの信じるモノとは
『己の信じる目標とそれを達成するための手段と心中してもいい覚悟』
ということである。
昨日のエントリーに書いたが、ヤットの中には「サッカーに対する確信」が子供のころからあったのだと思う。だからあのマインドとモチベーションのコントロールができるわけだ。加地さんもフィジカルという信仰があるから、あそこまで体を作り、試合で走り続けることができるのだと思う。

ACL準決2ndレグの3点目のラストパス、マンU戦の得点、天皇杯、そして昨日の試合。
黒子という枠を飛び出して、味方の居て欲しい所にいる、敵の居て欲しくない所にいる。2手3手先を読む。
なんというか最強の"ツッコミ",究極の"リアクション芸人"のように生きる道を見つけ、その先読み能力に確信を得たのではないか。だから自分のヨミを信じて、ポジションを空けてゴール前に突っ込めるようになったのだろう。そしてそのランの結果は大きなチャンスに結びついている。そのバランス感覚は某DFの無茶な上りとは根本から異質なものだ。まぁシュート精度は相変わらずなわけだが…

今年はハッシーの躍動でガンバの超攻撃を貫徹させてほしい。ハッシーの大活躍を期待している。


だけどユニは5番山口で予約してしまったんだ…すまぬ。

2009年2月4日水曜日

『自然体』 ガンバサポなら飯抜いてでも買え!

アマゾンからやっとヤットの書いた本「自然体」が届いた。
ちょうど昼時だったこともあり、一気に読みきってしまった。
結論から言うと今すぐこのブログを読むのを止めて本屋に走るべきである。
ガンバ好きサッカー好きにとってこれを読まずに何を読むというのか。
では未読の人もいるので内容に関してはできるだけネタばれしないように感想を。

書評を見るとテクニック論や戦術論がメインの本かなと思っていたが、メンタル重視の本で驚いた。いや、少し前ならヤットは飄々と「俺は俺だから」って感じのクール選手だと勝手に思っていたのでもっと驚いていただろう。しかし、最近のインタビューなどを読むとすごく”熱い”プロフェッショナルな選手であることが漏れ伝わってきていたので意外ではないのか。

ヤットの生い立ちから、今の代表・ガンバ、そして将来の展望まで含めて、プロフェッショナルである遠藤は「何を考えて」動いているのかを中心に記述されている。「何をしたか」は外から見てればだいたいわかるが、その行動の理由やマインドは本人が語ってくれなければわからない。このヤットのマインドマネジメントはサッカーをやる人だけでなくビジネス書としても非常にためになる本だと思う。

また、ところどころ毒を吐いているのも面白い。単に貶しているのではなく、サッカーに対しての熱い思いから来ていると感じられるので、例えガンバのことでも不快とはとても思えない。

最後にネタばれしないと書いたが非常に感銘を受けた一文だけ引用させてもらいたい。
 『サッカー観が変わることを恐れてはならない』
やっぱり"俺たちの"ヤットはすげぇな!

2009年2月3日火曜日

[作ってみた]ガンバ大阪メーカー

ちょっと前に流行った○○メーカーを作ってみた

その名も”ガンバ大阪メーカー”だ!

名前と生年月日を入力すると、あなたがガンバの選手の誰に似ているかを判定してくれるよ。





※もちろんお遊びなので本気にならないように!!

2009年2月2日月曜日

スタジアム観戦者調査報告書(1)

"2008 J リーグスタジアム観戦者調査報告書"が公表されていることに先ほど気付きました。
私はこんな資料が大好物なんですよ。ちょっと読み込んでみたい資料です。
今日のところは簡単に年齢の観点から見てみたいと思います。

その前に以下の記事を

[中日スポーツ]Jファン高齢化 40代以上4割超
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/soccer/news/CK2009012902000123.html
[スポニチ]若年ファン減少…Jリーグ観戦者の平均年齢上昇
http://www.sponichi.co.jp/soccer/flash/KFullFlash20090128073.html


調査の数字を素直に読み込めば平均年齢が上昇し、若いファンの構成比が減少していることは否定できません。しかし、年齢の上昇を無条件に否定的に捉え、扇情的に書き立てるのはミスリードだと思いますね(※)。だいたい30代40代が増えたことを"高齢化"とか言うなよ!!
なので、このような統計は現状を嘆くためではなく、どこにチャンスがあるかを冷静に見極めるのが重要ということです。そしてターゲットを絞り、そこへの最適なアプローチ方法を見つけ出す。それだけです。

まず、平均年齢から見ると
 Jリーグ平均 37.4歳
 ガンバ大阪 36.5歳
リーグ平均とあんまり変わらないですね。平均年齢の最高が札幌の44歳というのはちょっと異常値だとおもうので理由を知りたいところです。
この年齢というのはたぶん子供の頃にJリーグができて、そのままファンになった層が多いのでしょう。小さい子供を抱えている家庭をもっている年代です。熱心なファンに小さい子供がいる。素晴らしいチャンスですね。子供の頃から見ているもの、接触頻度の高いものには単純に愛着が湧きやすいものです。また子供の頃からの使用体験はその後の購買に大きく影響を与えることもわかっています。
クラブとしては単純に子供を集めようとするのではなく、まずは今いるサポーターがお父さんやお母さんになって、その子供を連れて来たくなるスタジアムを目指すべきでしょうね。親子代々がガンバサポーターっていう人が増えてきたら最高じゃないですか!


次に年代別の構成比を見てみます。
【1.リーグ平均との比較】


【2.ホームタウン人口との比較】



ガンバの集客の弱点=チャンスはずばり”50歳以上”ですね。リーグ平均の60%程度、周辺人口の構成比からみると1/4しか獲れていません。特に定年退職された方はお金も時間もある人の割合が高いわけなので大きなマーケットチャンスです。ここを集中的に狙うべきではないかと。
ただ、ウチの親父も70歳のガンバサポなんですがスタジアムに行くのは好きだが、疲れるって言ってますね。席を探すために歩き回って、急な階段を登ったり下ったり、食べ物も濃いものばかりだと。SS席に毎回行くほどお大尽でもないし。なんらかの施策が望まれます。

まとめると
・サポの子供を狙え!
・高齢者(本当の)を狙え!
ってことですね。このネタ、次回に続きます…




※しかし、ナゼこのような論調になるかはよくわかるんですよ。一部の受益者(マス○ミ等)はいままでずっとF1層(女性20-34歳)をターゲットにすることこそ至高の戦略と言い続けてきた訳ですから。この層は熱しやすく覚めやすく、非常に目立つ存在なわけです。この層に向かって広告ガンガン打って、新商品大量投入して、新サービスを常に開発していないと「あなたの会社・商品は時代遅れになりますよ!もう死へのカウントダウン始まってますよ!!」って脅してすかして商売を成り立たせてたわけです。まぁ、みんなそのマッチポンプに気付いてしまって、その黄金の方程式はもう死にかかってるわけですが。

2009年2月1日日曜日

キャンプレポキタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!

試合が無い時期の一服の清涼剤、キャンプレポートが始まりましたね。
 禁煙のときのニコレット
 DFがいないときのミネイロ
 オシムじいちゃんのあとのデス眼鏡
みたいなもんですね。決して無いよりはマシという意味ちゃうでw
http://www.gamba-osaka.net/game/camp.shtml

新加入選手がどんなキャラクターなのかが楽しみで心配です。
昨年は突破モノささやん、世界の山崎、ゴール前では男前ルーカス、怪人ミネイロ
一年前とは思えないくらいガンバの記憶と一体化していますね。
そういえば記憶があいまいなんだが、水谷だったか水木だったかいたような…

ところで初日のレポに気になる写真が2枚あったわけだが

一つはレポの左にある明神様の写真。いったい何人やねん!黒すぎる!

二つ目はレポ中断にある真っ黒な写真。パナソニック様の宣伝のためにも、暗くても写ることをアピールしたほうがいいんじゃあるまいかw

微力ながら写真を修整してみたら、恐ろしいことに…




こえぇよ